1．開口部

太陽光や外気の取り込み口となる開口部は、明るさや風通しを意識しすぎて広めにとった結果、通行人の視線や防犯面に不安がでてきてしまったというケースも少なくありません。

窓の位置を高くしたり、曇りガラスにしたりなど、住宅設計時に調整するようにしましょう。

2．吹き抜け

採光と開放感が得られる吹き抜けは、人気のデザイン設計です。しかし、冷暖房効果が落ちる、1階での物音や声が響くなどデメリットもあります。吹き抜けが必要かどうか、家づくりのプロの話も参考にしながらじっくりと検討すべきです。

3．収納

引っ越し当初は荷物が少なくても、生活するにつれてどんどん増えてくる可能性は多いにあります。収納の数を十分に確保し、また出し入れのしやすさも考えて計画を練っていきましょう。

4．広さ

部屋の広さをどのくらいにすれば良いか悩みどころですが、廊下や水回りなど部屋以外の部分に余白となる空間を作っておくことで、快適さが変わってきます。ドアや収納扉の開閉、バリアフリー化など先のことを考えて設計しておくと、ストレス原因の発生源を抑えられます。

5．コンセント

コンセントの位置や数量は、家電の数や置く場所を踏まえて十分に検討します。とくにキッチンは数だけでなく、使いやすくて水のかかりにくい場所に設置しましょう。

6．動線

家事の効率や暮らしやすさを高めるためには、動線が重要になってきます。家事動線、生活動線、来客動線を意識して住宅設計を行うことで、快適な家づくりを実現できます。

7．設備

憧れで設置した最新の食洗器やパントリーといった設備も、使用しなければ意味がありません。また、ウォークインクローゼットなど、設置したほうがより快適に生活できたのにと、後悔することもあるかもしれません。本当に必要な設備かどうか、家づくりを行う前に再度確認しておきましょう。

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